拝観
ご案内
鉄眼版一切経版木
収蔵庫(重要文化財)
一切経とは、仏教思想は三蔵に収まります。
即ち、釈尊が説かれた「経」と、戒められた「律」及び釈尊とその弟子が「経・律」を解説した「諭」の3つで、つまり一切経6,956巻をいい、精神面はもとより天文・人文・医術・薬学・人道など社会全般のあらゆる面を説き明らかにしたもので、仏教百科事典とも言うべきものです。
古来インドで出来た経文は梵文であり、これをまとめて中国語に訳した高僧が玄奘三蔵法師達であり、日本に広めたのが鉄眼禅師です。
原稿用紙の元になったのも、この一切経といわれております。明朝体と合わせて今日の「図書・印刷」鉄眼禅師が文化のルーツとされる所以です。
寶藏院では、この一切経の重要文化財を含めた版木約6万枚を収蔵しており、また収蔵庫内では、今も300年以上変わらぬ手法を用い、熟練刷り師の手で版木を刷り、経典等を作り続けております。
版木とともに刷り師のお仕事見学も、広く一般に公開しておりますので、是非、お越しください。
お問合わせ先
本堂
本尊は、お釈迦様です。
鉄眼禅師が母から賜わり、
航海安全と大願成就をもたらしたとされる
波乗地蔵尊もお祀りしております。
基本、9時から17時頃まで一般開放しておりますので、ご自由にお参りください。時間外拝観にも対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。
お参りくださいました皆様のお心が解きほぐれ「心の拠り所」となれる空間を、ご提供出来れば幸いです。
境内
基本、年中開放しております。
四季折々の草花が咲いております。
お気軽にご散策くださいませ。
拝観ご志納金
鉄眼版一切経版木収蔵庫のみ、重要文化財保護のため、ご志納金を頂戴しております。
ご理解ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
拝観ご志納金 300円/一人
※2020年6月1日より価格改定させて頂きました
30名以上の団体様や、教育関連機関様などにつきましては、事前にご連絡頂けましたら、ご志納金額や拝観案内など各種ご相談を賜ります。
住職、刷り師の都合等により
不定休となっておりますので
事前にお問い合わせ頂けましたら幸いです
また、
時間外拝観や、
住職による拝観案内など
様々なご要望に出来る限り
お応えさせて頂きますので
お気軽にご相談ください
