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第3回鉄眼プロジェクト【わが心,秋月に似たり~茶を喫し月と語らふ~】大盛況御礼


令和2年10月2日金曜日、満月の日。

第3回鉄眼プロジェクト【わが心,秋月に似たり~茶を喫し月と語らふ~】が、

たくさんの御方様からのご支援、ご協力の元、大盛況のうち、無事に終了致しました。

この場をお借り致しまして、心より御礼申し上げます。


基本的に鉄眼プロジェクトは、毎月第一土曜日開催とさせて頂いておりますが、10月の開催日を決めるにあたり、中秋の名月(旧暦8月15日)は10月1日㈭、満月は10月2日㈮、基本通りであれば10月3日㈯と、ラインナップが勢ぞろいしたため、今回協賛くださいます瑞芽庵流瑞良会の谷口先生とご相談させて頂きつつ、何となく、ふわっ~と、満月の日の10月2日㈮を開催日に致しましょぅ~と、決まった次第に御座いました。


以降、10月2日㈮開催に向け、諸準備を始めましたところ、平日の為、駐車場やスタッフ確保など、何かしら若干の問題を感じ、途中で日程変更をしようかと考え、再度、谷口先生にご相談させて頂きましたが、やはりまた、ふわぁ~と、当初の打ち合わせ通り、10月2日㈮に開催致しましょぅ~と落ち着きました。


こうして、強い思惑も、何らの根拠もないけれど、何故かしら、1日でもなく3日でもなく、若干の問題を抱えていながらも2日開催へとことが向かうのでありました。


何かしらにいざなわれるように、10月2日㈮開催に至った背景には、きっと10月2日㈮に開催してよかったぁ~と思える何らかの理由があるはずだと、日を追うごとに、確信するようになっていきました。


それは、天候であったり、何らかの事情が発生したり、避けられない事態が勃発したりといった自然現象や未来形の事象により、10月2日㈮開催にしていてよかったぁ~となるのであろうと想像しておりました。


しかし、まぁなんと、事実は小説より奇なりと申しましょうか・・・

今から50年前の同月同日、昭和46年10月2日に、記念すべき第1回全日本煎茶道連盟近畿支部の黄檗山月見茶会が開催され、瑞芽庵流様は萬福寺大雄宝殿月台のお茶席をご担当されておられたことが判明致しました。


そして10月2日開催当日、献茶法要厳修後、盛井幸道住職を正客とした第一席目の席上にて、谷口先生より『月心』と表記されました書物が披露されました。


それは芳名禄も兼ねておられ、飾り付けの図や、式次第など様々な記録が丁寧に描かれている貴重な資料であり、巻末には『時の流れと月のかげ』と題された月見茶会記が記されていました。


以下 一部抜粋

『時の流れと月のかげ』

今年初の試みとして催された全日煎連近畿支部黄檗山月見茶会

瑞芽庵は月台の茶席担当をすることとなった。

仲秋の名月の夜、中国風の大伽藍と老松の木の間に見る月を友と味う茶会ともなれば、その準備にも心をくだく。何度、家元や照僲先生と打ち合わせした事か。

夜の茶会そして野点 土曜なので放課後すぐに下校、一時四十分頃到着。

茶席の席札、燭台の配置、空模様を気にしつつ、一応ととのえる。

(中略)あけび、柿も新鮮そのもの、ざくろの紅美しく、茶道具飾りの前の白布台に、それぞれ処を得、石を共にもりこんで飾り付けた。

秋がにおって来る。秋が語りかけてくる。

穂すすきのかげからは、涼やかに鈴虫が興をそえてくれることしきり。

瑞芽庵流長板左勝手の用意が出来る頃、月台の黄檗山の月見飾りも着々としつらえた・・・










前日までの過密スケジュールの中であっても、駐車場やスタッフの確保も困難だったけど、

やっぱり、10月2日に開催してよかった~‼


様々な形で、ご協力、ご支援、ご参加くださいました皆様、本当に有難う御座いました!

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